東海自然歩道-酔いどれ天使の気まま旅

近畿日帰り里山歩き

2017年 1月11日 愛宕山登山 

登山口の清滝までは京都バスのお世話になるのですが、四条河原町のバス乗り場を探すのに四苦八苦する。清滝登山口、10:15登山開始。杖を突いたおじさんが目の前を登っていくので、歩調を合わせ付いて行く。登りはじめ、陽気は暖かったから半袖肌着一枚になったけど、頂上付近はやはり冷え込んで、山門のスケッチも描いているうちに指がかじかんでどうにも我慢がならなくなったので、途中で止めました。
頂上の愛宕神社には12:15にとうちゃこ。下の山門と愛宕神社の写真を撮る。石段下の休憩所で中食を摂りましたが、中年女性三人組と単独おじさん二人と一緒になりました。中年女性三人組のにぎやかな話し声だけが、寒気つのる山上に在って元気いっぱいでした。
愛宕神社

帰りは清滝からのバスを利用せずに、清滝川沿いの細い小径を落合まで歩き、六丁峠の長い上りを越え、鳥居本の町並を散策し、奥嵯峨の竹林を通り、嵐山公園を越えて桂川畔を歩き、阪急嵐山駅まで戻りました。
落合橋
清滝川
眼下に保津川








六丁峠

画像は 落合橋・清滝川の清流・六丁峠・鳥居本の石畳の道三場・化野念仏寺・落柿舎・二尊院・西行井戸と歌碑・保津川に映る午後の陽・桂川と渡月橋の遠景です。
鳥居元町並①
鳥居元町並②
鳥居元町並③







化野念仏寺
二尊院
西行井戸
西行歌碑
神社山門をスケッチしていると寒さに手がかじかみ、途中で中止し残り仕上げは本日11日に仕上げました。現地から離れ、記憶とピントのずれた写真を基に描くのは、やはり上本意です。なにやら迫真性に欠ける恨みがあります。
愛宕神社山門
 鳥居本の落柿舎をスケッチしたのですが、線描きのみにとどめ、翌日の今日ようやく彩色を施しました。やはり、現地から時間と空間をおいて描くのですから、感動をこめられないようです。そして、別段見学料を惜しむわけは毛頭ないのでして、観光のにぎわいに染められた空気より、ひっそりした侘しさに興があるのだろうと裏手の林にまぎれこみ、描きました。
落柿舎①
落柿舎②
落柿舎裏スケッチ











渡月橋遠景
 時間を掛けず、手早く描くことを旨としているので、こんなものかと妙に妥協してしまう己があさましい。