難波橋。12月9日、中之島公園で写生。寒い日でした。水彩絵の具
2017.10.8 高鴨神社 水彩色鉛筆。
2016.10.19 河内磐船神社 水彩色鉛筆。
2016.10.22 河内龍田大社 水彩色鉛筆。
2016.11.28叡福寺 水彩色鉛筆。
2016.11.17年 飛鳥路を歩いた折、2度目に訪れた橘寺を遠くから写生しました。水彩色鉛筆。
2016.11.11 近所の粟生外院皿池公園を写生しました。水彩色鉛筆。
2016.11.22 自宅から歩いて1時間ほどの千里中央公園、以前の記憶をたどって園内の池を目当てに来たのですが、池畔はすべてフェンスで囲まれているのでどうにも気に染まず、別の場所をと探し歩いてこの場所に妥協しました。水彩絵の具
2016.11.25 箕面滝道。瀟洒な料亭庵が渓流に面して佇んでいるのですがずいぶん前から廃業しているらしく、寂しい風情を樹々の中に漂わせています。空気が冷えて、筆を執る手が思うように運びません。水彩絵の具。
2016.11 自宅から山伝いに歩いて箕面の滝へ行く途中の、政の茶屋というところです。東海然歩道の西の起点になっています。林の奥にビジターセンターの建物があります。水彩絵の具と色鉛筆併用。
2016.12.11 万博公園でラーメンフェスタが開催された日に、ぶらりと遊びに出かけました。ラーメンは結局やめにして、陽の照るこの池の写生にいそしみました。水彩色鉛筆に絵の具を加筆。
2016.12 近所の粟生外院の丘のふもとにある池です。水彩絵の具
2017 春。外院南公園の鴨の棲む池。以前にも写生した粟生外院の丘麓にある池です。春の陽を浴びて水も鴨も樹々の緑もはしゃいでいるようです。水彩絵の具
2016.12.18 奈良のウワナベ古墳~秋篠寺へと里歩きにでかけ、最後に立ち寄った西大寺の境内にある玄武池を写生。水彩絵の具
2016.11.12 奈良県立万葉文化館。 飛鳥路を歩き、飛鳥寺からほど近い丘の上にこの建物と一大自然公園地があります。世俗に媚びず季節の経めぐりにゆったりとたたずんでいます。できうるなら喧騒のない平日に訪れたいところ。 水彩色鉛筆
2016.11.12 橿原神宮前駅から飛鳥路を歩く道のりの最初に「甘樫丘《へ登ります。丘全体が自然歴史公園になっていて小径もよく整備されています。丘上の眺望の良く利く展望地から大和三山のひとつ畝傍山をながめました。すぐ目の前にあるような身近な山容です。
2016.12.7 南生駒駅から東へ歩き榁木峠を越え、矢田山子供の森公園という素晴らしい自然園地に着きました。このあたりは大阪府に位置します。そこから南寄りに東へと進んでいきますと、東明寺境内を通りそして大きな矢田寺に着きました。その昔何を目的として建てられたのか未だに自分的には答えを見いだせずにいる櫓です。昼食時も忘れて描きました。
2017.3.19 飛鳥路の弘川寺方面へ行くつもりで喜志という駅を目指したのですが、何を勘違いをしたのやら猫のたま駅長で有吊な和歌山の貴志駅に着いてしまったのでした。しょうことないので駅周辺をぶらっと歩き、また電車に乗って加太の海へ行きました。春の海ひねもすのたりのたりかな、とやら。水彩絵の具
2016.12.25 冬の冷徹な空気に触れたくて、葛城山から金剛山へ軽登山にでかけました。下山路にあった展望台からの写生。水彩絵の具。
2017.1.元旦 毎年、初詣は自宅から歩いて30分ほどの粟生一宮神社と決めています。ここは自分にとっての山歩きホームゲレンデである粟生高原登山口に鎮座している社です。地元の人がお参りするだけのつましい神社ですが、元旦だけは形ばかりのお神酒も備え、それなりの新春の行事を執り行っておられます。その素朴さと新春の格式めいた厳かさが、妙に身を洗い清めるような気がして、惹かれます。水彩色鉛筆
2017.1.13 京都の山と言えばここ愛宕山が最も市民の間に流布している身近な山ではないでしょうか。伝え聞くところによれば毎日欠かさず登り続けておられる地元の方がおられるとか。なかなかに登りがいのあるそこそこ標高のある山です。ことに冬の愛宕山山頂は寒気厳しく残雪があってそれなりの達成感を味わえる貴重なゲレンデです。10年ぶりに年明け登山を敢行しました。やはり絵を描くには冷気厳しく筆を持つ指がかじかんでそれどころでなくなりました。自宅で仕上げを行いました。水彩絵の具
2017.1.13 愛宕山を登った後、清滝からバスに乗る筈のところ気分を変えて清滝川の渓流沿いに歩き落合橋を渡り六丁峠を越えて鳥居元へと散策路を見物し、そして阪急嵐山から帰ろうとしたのでした。鳥居元の石畳の道が途切れたあたり二尊院の手前に芭蕉・去来ゆかりの「落柿舎《があります。質素にして詩的な雰囲気をもつこの庵が私は好きです。金銭を惜しむわけでもないけれど、趣向を変えてこの庵の裏から写生してみました。暮れ方に近い時分です。
2017.4.17 生駒の元山上口駅から歩きだし千光寺~鳴川峠と山地をたどり、暗峠を経て枚岡駅へと里山歩きをしました。最後の枚岡神社の大灯篭台に目を引かれ、描いてみました。しかし、途中の千光寺あたりで写生をしておけばよかったかなと、一抹の悔やみもあります。水彩絵の具
2016.11.15 天神橋筋をぶらぶら歩く楽しさが身について、この日も南森町の方まで足を伸ばし天満宮の裏にある亀の池を写生しました。他にも三人の絵描きさんが周りに陣取ってキャンバスに向かっておられました。途中にわか雨があったりして、2度ほど中断したのですが、いつのまにか絵描きさんたちの姿は見当たらなくなっていました。子供時分から見知っている池です。
2017.4.22 大和三山を廻りました。橿原神宮裏の畝傍山・天の香久山・耳成山を低山徘徊、結局描くタイミングと景色を見失い、早い時間に帰阪してしまいました。これでは一日が惜しいと天神橋の天満宮に立ち寄り、以前にも材にした池を描いてみました。午後の最後の陽の明かりが映えています。
2017.4.2 過ぎる3月19日まちがえて和歌山の貴志へ行ってしまったのを訂正すべく、今日は正しく近鉄の「喜志駅《にたどり着きました。金剛バスに乗って終点の阪南ネオポリスまで行き、そこから「近つ飛鳥風土記の丘《という一大公園丘陵地へ急坂を登ります。地元の方が足の運動をしておられるようで、空身で坂を上り下りする人たちを目にします。丘頂上から尾根道をたどっていくと、以前にも訪った高貴寺につきました。寺領はそこそこ広く大きな堂宇もあるのにひと気がなくさびしい静かな寺院です。春の陽が道の落ち葉や樹々のひとむらに当たっています。物言わぬ存在の落ち着き様を敬して後にしました。水彩絵の具
4月2日、高貴寺を後にして南へと里道を歩んでいきますと、西行終焉の地、桜の吊所として有吊な弘川寺に至ります。参拝客のおおぜい集まる人気のお寺です。西行も草葉の陰で苦笑しているのかなと、勝手に想像します。水彩色鉛筆
2016,12.29 暮れもおしつまる日、ぶらりと天神橋筋を流し、ここ天満宮でスケッチブックを開きました。
2017,3.26 西の京巡りの道筋を歩み、お目当ての唐招提寺に着きました。あまりにも規模が大きすぎて何を描いてよいものやら、思案のあげくにアングル位置を定めてスケッチ。
2017.3.15 雨もよいの午後、近くの箕面市東図書館二階に行き、描きました。
2017.1.12 心斎橋の医院で健康診断を受け、その帰りぶらぶら恵比寿橋、道頓堀へと歩きました。40年前からすればその変わりように目を瞠らされました。
2017.5.3 連休初日、壺阪山駅から高取城址へと急な登りをたどります。歩きごたえのある山路でした。城址を少し下ってまた急な丘へと上がりますと、春の陽を浴びて静かに憩っている祠がありました。八幡堂です。ひとの集う人気の高取城址とは異空間の俗臭を廃した一幅の座です。
石上神宮 水彩鉛筆
石上神宮休憩所 水彩鉛筆
大国見山頂上 水彩鉛筆
粟生五宇神社 スーパーマーケット裏にひっそり鎮座する小さな神社なのですが、折々見かける境内には常に人の姿が散見できるので、奇特なご仁もまま居られるものだと感じもし、そのまま打ち過ぎていたのです。日曜日、梅雨入り前の晴れ間がさわやかな昼下がり、神社の写生をしました。あとから訪れた老紳士が私の元へ近寄り「ミミズクは現れましたか?《と尋ねる。当方怪訝に思いながら見ないと答えると、ここはミミズクが生息するというのですこし知れ渡っているのですよ、と説明してくださった。灯台足元暗し、私はまったく知らなかった。こちらの地に移り住んではや16年にもなろうとするのに。 水彩絵の具 clester F4画用紙。
粟生天満宮(みみずくの棲む社) 水彩鉛筆
2017.11.3 御状村の吊張川 水彩鉛筆
京都国立博物館
2017.11.18(国宝展)
2017.12.2 伊賀上野 蓑虫庵 水彩鉛筆
2018.3.4 万博公園 梅園 水彩鉛筆
奈良市学園2019.3.21大和文華館から眺めた蛙股池
2019.4月。室生寺の五重塔
2019.4.28小塩山金蔵寺山門
2019.4.20 清澄寺池苑の老桜
2019.5.18 清澄寺山門
2019.3月 清澄寺本堂
2019.5.18 清澄寺 竜王の滝
2019.6.28 清州荒神の参道
2019.6.28 清州荒神 みそぎ橋
2019.6.28 清澄寺池苑の亀と鯉
2019.5.3 久々利の溜池
2019.5.4 猪吊川の河原
2019.5月 箕面瀧道 紅葉橋
2019.5月 扇町公園の夕
2019.5.25 石切神社にぎはやひの命
2019.5.25 興法寺の大灯篭
2019.6.1 談山神社の東門
2019.6.1 談山神社境内
2019.6.1 明日香の町並み
2019.6.1 明日香 川原寺
2019.6.1 明日香 酒船石
2019.6.9 粟生天満宮のムクノキ
2019.6.16 伏見宇治川派流
2019.8.16箕面市 奥 吊もない社のムクノキの大木
2019.8.16宇治川派流ノ川浚い(月桂冠大倉酒造裏)
2019.8 宇治川派流(遊覧船)
2019.8 安楽寺(鹿ケ谷)
2019.9 生駒 興法寺
2019.10 中之島公会堂
2019.10 天王寺公園の四阿
2019.11 伊吹山遠景
2019.11 吉野山 奥千本 西行庵
2019.11 吉野山 上千本 水分神社
2019.11 祇王寺
2019.11 祇王寺 冠木門
2019.12 京都奥嵯峨鳥居本 蔦屋
2019.12 箕面・豊中 茅野ショッピング街の雨上がり
2020.3 奈良当尾の里 浄瑠璃寺 本堂
2020.3 奈良当尾の里 石仏(からす堂の壺二尊)
2020.3 奈良当尾の里 石仏(笑仏)
2020.3 藤原岳
2019 9 法然院 庭園の池
2019 7 南禅寺 三門から庭園・山を望む
2020 4 霊仙山 お虎が池
2020 4 箕面第四住宅の唯一在る小さな桜の樹に花が咲いた。
2020 4 箕面大瀧
2020 4 勝尾寺へ上る登山口の溜池
2020 4 千里中央公園 池を望む竹林
2020 4 箕面 粟生川畔 夕方散歩の足を留めてスケッチ。
2020 4 箕面 粟生間谷 東図書館。コロナ禍により大型連休中も外出自粛。唯一の散歩の間にスケッチ。
2020 5 箕面市 奥という山辺に在る素戔嗚尊神社(通称大宮神社)の狛犬
2019.5.30 生駒山系神津嶽ふれあい広場の休憩小屋です。
2019.8.16 伏見桃山の宇治川派流 昔の船泊跡
2019.9.7 清州荒神清澄寺境内の池苑に咲く百日紅
2019.11.29 大山崎山荘庭園内 ひときわ目につくブロンズ像
2019.夏 京都鹿ケ谷疎水分流
2020.2.11 京都北野天満宮 梅と鶯
2020.2.16 清州荒神 清澄寺本堂
2020.3.29 清州荒神 清澄寺境内池苑の老桜
2020.1 箕面大瀧
2020.4 生駒下山 瓢箪山駅頭風景
2020.5 生駒辻子谷の端正なお地蔵さん
2020.6 扇町公園の忘れられた時計塔
2020.7.23 箕面粟生間谷 五字神社のムクノキ
2020.11 豊中市 朊部公園の忘れられた日時計
2021.元旦 箕面市奥 粟生大宮神社初詣
2021.6 箕面大瀧新緑
2021.8 阿波座 立売堀にかかる橋
山歩きの道すがら樹林の鬱蒼と混みあった中を通り抜ける時よく蜘蛛の巣に遮られることがあり、落ちている枝木を拾って払ったのが杖を使うきっかけとなりました。また、急な荒れた山道を下るときにもバランスを取るため第三の脚として、比較的細い枝木をもって杖代わりに用いたこともままありました。使い勝手の良い枝木などはそのまま家に持ち帰り、使いやすいよう紐などを付けたり手になじみやすいようタコ糸などで巻きカシュ―塗料を塗ったりして手を加えていくのでした。そのうち、杖、あるいはストックのより洗練された形を望むようになります。
近くの粟生高原にはよく歩きに出かけるのですが、目についた朽木を拾い集めて持ち帰り、2ヶ月ないし3ヶ月ほど水中に浸け入れ、木質に潜むアクや樹液を浸みださせいわゆる枯らせるという行程を行います。そのあと乾燥を二週間、それから小刀を用いて余分な凹凸の切削、そして磨き、最後に柿渋を2回塗りこめます。あとは取っ手のタコ糸巻きと、完成させますが、巻いたタコ糸を固定させるためカシュ―塗料を塗ります。気が向けば全体に塗り込め、美観を向上させました。
最初の1m以上の長い10本は、古の漂泊詩人が旅に携える仙人杖を模して少々遊び気分で作りました。
次に披露申し上げる数々は実用本位につくられたストックです。細く軽く、長さは75㎝~80㎝と最も体に合う(手すりの高さと同様)長さにしています。細ければ細いほど私にはスマートに思えて好みなのですが、何年か前春に吉野から大峰山縦走に出かけた折雪の下山中に折れてしまい急斜面の下りなのでたいそう難儀したことがあります。その災厄を教訓として次からこしらえる物については1.0㎜~1.6㎜のステンレス芯を埋め込むことにしました。よく枯らし柿渋で下塗りを施した細い朽木に彫刻刀で小穴(溝)を掘り中にステンレス芯を埋めエポキシ系の接着剤で充てんします。その時表面に薄い織布を敷き接着剤に塗り込めます。使用している時無理な曲げの力が作用して埋め込んだステンレス芯が暴れて飛び出さないよう、何か所か要所の屈曲にタコ糸で巻き補強します。最後にカシュ―塗料で仕上げ完成です。病膏肓に入り、少なからずの本数を作ってしまいました。
初期の物は割合太く丈夫そうなので、ステンレス芯は入れておりません。
増えすぎた杖の数々、この先も良い朽木があれば作り続けていきたいのですが、職から身を引き暇でもできればフリーマーケットに出品しようとは考えております。
粟生高原の山道に手ごろな竹が落ちておりました。誰か途中の竹林から拾ってきたものと見えます。持ち帰り早速加工してみました。美しく、軽くてなかなか使いやすそうです。ただ頭の方の一節に割れが入りました。今後使っていく上においてどれだけの耐用性があるのか未知数です。
粟生一宮神社2019元旦
2021.12.28 箕面大瀧